【馬】の字が使われている昆虫

馬トリビア

生物の中でもっとも繁栄している【昆虫】

そんな昆虫の中には漢字で表した時に【馬】の字が使われているものがたくさんいるため紹介していきます。

馬大頭

『オニヤンマ』と読みます。

日本最大級のトンボであり、なぜオニヤンマにこの字を当てるのかは定かではないようですが

私の考察は以下の通りです。

日本では大きいものに【馬】の字を使うことが風習としてあり、オニヤンマも同様に大きいトンボであることから馬の字があてられたものと思われます。

水馬

『アメンボ』と読みます。

由来は漢語から拝借したことによるもので、中国では水の上をスイスイ動く様子を水上を走る馬に例えたことからこの字が当てられたとされています。。

馬陸

『ヤスデ』と読みます。

ムカデに似た昆虫ですが、その見た目から馬要素は全く感じられないと思います。

これも漢語からの拝借であり、難読漢字の一つです。

竈馬

『カマドウマ』と読みます。

よく台所(竈)に出没し、見た目や飛び跳ねる動きが馬に似ていることからカマド(竈)のウマ(馬)と名付けられようです。

薊馬

『アザミウマ』と読みます。

体長は1mm以下で、風に乗って遠くへ移動する面白い特徴を持っている。

名前の由来は昔子供たちの遊びでアザミの花を「馬出ろ馬出ろ」と言いながら叩いて出てきたこの虫の数を競ったものからとされている。

アザミウマはよく見ると頭部が長く、馬面に見えないこともない。

馬追

『ウマオイ』と読みます。

キリギリス科の昆虫で、由来は鳴き声が馬子が馬を追う声に似ていたことからとされています。

馬糞黄金

『マグソコガネ』と読みます。

馬糞や牛糞に集まるコガネムシの仲間

馬之尾蜂

『ウマノオバチ』と読みます。

尻部に生えている尾が馬の尾のように見える事から名付けられた昆虫。

その他

『クツワムシ』という昆虫には馬の字は付いていませんが、実は馬と大きく関わっています。

鳴き声が轡(クツワ)のぶつかる音に似ていたことからクツワムシと名付けられたようで、クツワとは馬銜(はみ)のことである。

このように【馬】とは遠い生き物であると思われがちな昆虫にも、馬要素がたくさん隠れています。
あなたも日常のどこかに潜む馬要素を探してみてください。
きっとどこかに、素敵な馬知識が隠れている事と思います。

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