【競馬】世界最高賞金額の競走

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ビッグマネーの動くスポーツ“競馬”

日本は特に平均賞金額が高い事で有名であり、中央競馬であれば下級戦でも非常に高い賞金額を誇っています。

海外ではG1であっても1000万円に満たないものも多くありますが、賞金額が高いからレベルが高い訳ではなく、賞金額は決して高くないが競走のレベルは高いものもたくさんあります。

それでも、やはり賞金額は一つの指標として大きな魅力があり、高い賞金を出している競走には世界中からそれを求めて多くの有力馬が集まる傾向にあるので、今回の記事ではそんな世界の高額賞金レースを紹介していきます。

世界の高額賞金レース

各競走の賞金額はスポンサーや国の情勢によって変動があるので、当記事執筆時点(2022年3月)での数字となっていることをご了承ください。

一つの基準として日本最高額の競走は

有馬記念ジャパンカップで1着賞金は4億円となっています。

ザ・ゴールデンイーグル– The Golden Eagle –

オーストラリアで行われる重賞未格付けの競走

4歳馬限定の芝1500m競走

まだ2019年に始まったばかりの競走だが、その高額賞金で注目を集めている。

1着賞金額は約3億3900万円(2022年3月レート)410万豪州ドルです。

ブリーダーズカップクラシック– Breeders’ Cup Classic –

アメリカで毎年競馬場を持ち回りで行われる珍しい形式のG1競走

3歳馬以上のダート2000m競走

1984年から開催されている歴史ある競走で、ダートの競走としては下半期の総決算とも言える評価を得ています。

1着賞金額は約3億6000万円(2022年3月レート)312万米ドルです。

メルボルンカップ– Melbourne Cup –

オーストラリアで開催されるハンデキャップ戦のG1競走

3歳馬以上の条件で、芝3200mという非常に長い距離で行われる競走です。

なんと1861年から開催されている非常に歴史のある競走であり、メルボルンカップの開催日はヴィクトリア州の州の祝日にもなっているオーストラリアで最も有名で大きい競走です。

1着賞金額は約3億6400万円(2022年3月レート)440万豪州ドル

凱旋門賞– Prix de l’Arc de Triomphe –

フランスで行われる、今や日本でもおなじみのGⅠ競走

3歳馬以上の芝2400m競走で、近年は日本馬が挑戦することも多い。

世界最高峰の競走であり、世界中のホースマンの憧れの競走でもある。

1着賞金は3億7700万円(2022年3月レート)285万7000ユーロ

ドバイシーマクラシック– Dubai Sheema Classic –

ここから先は遂に日本の最高賞金額を超える競走になります。

アラブ首長国連邦で行われる、4歳馬以上の芝2410m競走

オイルマネーによって急成長を遂げたドバイ競馬界の競走

1998年から始まり、一気の世界のホースマンたちの注目を集めたビッグレース

元々はナドアルシバ競馬場というところで行われていたが、現在は2010年に完成したメイダン競馬場で行われている。

1着賞金は4億100万円(2022年3月レート)348万米ドル

ジ・エベレスト– The Everest –

オーストラリアで行われる、3歳馬以上の芝1200m競走

2017年に新設され、芝の競走及びスプリント競走では世界最高賞金額を誇っている。

まだ新設されたばかりであるため、高額賞金であるにもかかわらず、格付けがされていない(G1等のランクが付いていない)

オーストラリアはこのジ・エベレストと前述のザ・ゴールデンイーグル、メルボルンカップも合わせて、近年大きく注目を集めています。

1着賞金は約5億1000万円(2022年3月レート)620万豪州ドル

ドバイワールドカップ– Dubai World Cup –

アラブ首長国連邦で行われる、4歳馬以上のダート2000m競走(南半球産馬は3歳以上)

長らく世界最高賞金額の競走として有名だったが、近年一位の座を譲った。

メイダン競馬場で行われる競走で、世界中から多くの有力馬が集まるビッグレース

ダートで行われることからダートの本場アメリカと現地UAEの馬の勝利が目立つが、中には芝主戦で走ってきたトップホースの勝利や、日本馬の勝利(ヴィクトワールピサ)もある。

1着賞金は約8億円(2022年3月レート)696万米ドル

サウジカップ-Saudi Cup-

サウジアラビアで行われる4歳馬以上のダート1800m競走(南半球産馬は3歳以上)

2003年に出来たばかりのキングアブドゥルアズィーズ競走馬術広場で行われ、ダート競走であるが他国のダートとは異なりウッドチップを多少含んでいることもあってか、芝の競走で活躍している馬の勝利が目立っている。

2020年に第1回競走が行われまだまだ歴史の浅い競走だがすでに国際G1の格付けを獲得しており世界中から大注目を集めている。

1着賞金は驚愕の約11億5000万円(2022年3月レート)1000万米ドル

おまけペガサスワールドカップ– Pegasus World Cup –

かつてはドバイワールドカップを超える賞金額を誇っていて、世界1位の賞金額であった時代もあったが、現在は減額されていてトップ10からも外れてしまった競走。

アメリカのガルフストリームパーク競馬場で開催され、出走権を約1億円で購入するという斬新なシステムを考案した面白い競走だった。

かつての1着賞金は約8億円

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