高値が付く生き物と聞いて、皆さんはどんな動物を思い浮かべますか?
ペットショップを眺めていると数十万〜中には数百万もする犬猫がいる事に気付くでしょう。
動物園にいるような動物はさらに高価で、パンダのような珍獣はレンタルだけで年間1〜2億もかかると言われています。
水族館に目を移すとシャチの価格が購入でなんと5億円という記録があります!
では、世界一高価な動物は一体どんな動物なのでしょうか?
このサイトで紹介するということはもちろん、、、
世界一高い動物
競走馬(日本)
ディナシーと名付けられた競走馬
母はかつて2001年にエリザベス女王杯に勝利、当時世界最高賞金額の競走であったドバイワールドカップ2着など、大きく活躍していた競走馬であるトゥザヴィクトリー
父は2004年に日本ダービーとNHKマイルカップを勝利した外国産の競走馬であるキングカメハメハ
超良血であるこのディナシーは、セレクトセールというセリでなんと6億円を超える金額で取引された。
競走馬とは言っても、ディナシーは実は一度も競馬に出走する事なく繁殖活動に入っている。
元々繁殖として活躍する事を期待して付けられた金額のようだが、目立った成績の産駒は輩出出来ていない。
競技馬
現役当時、馬場馬術競技で世界最高得点である90%台の得点を連発した奇跡の競技馬トティラス(Totilas)
エドワード・ガル選手を背に、馬場馬術界を震撼させた馬であり、正確な取引価格は非公開とされていますが、当時のレートで17億円というとんでもない金額で取引された。
競技馬の種馬としても子どもを残したが、なんといってもトティラスの印象として強烈に焼き付いているのは馬場馬術の恐ろしい程に柔軟でキレのある動き
鞍上人なく鞍下馬なしという言葉がある。
騎乗している人は馬に乗っていないように、馬の方は人を乗せていないように見える事が、馬場馬術の理想であるが、トティラスの動きは人を乗せていないどころか、まるで重力の影響を受けていない、月面で動いているかのように軽やかであったと、筆者は感じました。
競走馬(海外)
アメリカの2歳馬のセリで記録された信じられない取引価格
なんと1頭の馬に付いた価格が約18億円
その馬は後にザグリーンモンキーと名付けられることになる。
セリの前に行われる展示走行の際に、200mを9.8秒で駆け抜ける脅威のパフォーマンスを見せた事により、アイルランドの世界最大級であるサラブレッド生産者グループクールモアと、アラブ首長国連邦の王族により運営されている競走馬管理団体ゴドルフィンが競り合い、デビュー前の競走馬としては信じられない約18億円という価格での取引が行われた。
何故18億円という価格がありえないのか
それは、当時競走馬として世界で最も多く賞金を稼いだのは日本のテイエムオペラオーであり、その賞金額が約18億円であるから。
競走馬を育てるのには預託料等もかかるため、競走馬としての活躍だけでは到底18億円を回収出来るはずがないのである。
競走馬としてだけではなく、引退して種牡馬となってからの活躍も期待しての金額であったようですが、競走馬としては3戦0勝
種牡馬としても目ぼしい産駒は残せずこの世を去ってしまった。
種牡馬(日本)
18億ですらとんでもない金額ですが、ここからはさらに信じられない記録が次々に飛び出します。
競馬ファンのみならず、一般の人でもその名を聞いた事がある人がほとんどであろうディープインパクト
種牡馬として種付け株のシンジケート(種付け権の共同所有)が組まれ、総額は51億円に達しました。
ディープインパクト産駒の活躍等で経済効果により51億円は一年足らずで回収されたとされています。
種牡馬(アメリカ)
かつて馬主として名を馳せていた関口房朗氏の所有馬で、アメリカのケンタッキーダービーを制したフサイチペガサス
当馬が種馬となる時に付けられたシンジケートの総額は約70億円〜90億円にも達するとされています。
シャトル種牡馬として世界中で種付けを行い、大きな経済効果を生んだ。
種牡馬(イギリス)
競走馬として、史上最高レーティングの評価を得ているフランケル
彼の種牡馬デビュー時に組まれたシンジケートはなんと驚愕の120億円以上とされています。
その価格に負けず、フランケル産駒は現在日本も含め世界中で活躍しています。
今後フランケルの子供がまた世界を席巻する日が来るのかもしれません。
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