人体に潜む馬

人体 馬トリビア

日常のあらゆる所に馬要素はありますが、皆さんの最も身近な部分、あなたの体の中にも馬に関する要素がある事を知っていますか?

海馬   → 脳の一部

アブミ骨 → 音を増幅する骨

馬尾神経 → 腰部にある神経の束

海馬

人体で最も大切な器官と言っても過言ではない脳

大脳辺縁系の一部を形成する物で、短期記憶を司っているのが海馬です。

脳なのに海の馬?

そう思ったことのある人もいるのではないでしょうか。

海馬と言えば、海に棲む生物のタツノオトシゴも漢字ではこの字を使っています。

タツノオトシゴはとても馬に似ており、英語でもSEAHORSEと呼ばれていて、学名すらもラテン語で海の馬を意味するHippocampusと、あらゆる点で馬をとの関連を感じるこができるようになっています。

実は脳の海馬は、このタツノオトシゴにHippocampusと呼ばれています。

アブミ骨

人体を構成する骨の数は全身で206個です。

その中で最も小さい骨はアブミ骨というもので、耳の中にある耳小骨の一つです。

音を増幅して脳に伝えるための機能があり、乗馬で使われる鎧に形が似ていることから命名されました。

音の振動を受け取り、アブミ骨が連動して振動することで音を感じることが出来るのだが、このアブミ骨が上手く動かなくなると難聴の原因になってしまいます。

乗馬の際もアブミは騎乗者の騎座を安定させたりする大事なものですが、アブミ骨の方も人体においても非常に重要な役割を持つ音を受け取るための大事な骨となっています。

馬尾神経

腰の辺りにある腰仙部の神経の束は、馬の尾に似ていることから馬尾神経と呼ばれています。

この馬尾神経が圧迫されるなどして馬尾症候群というものを発症することがあります。

椎間板ヘルニアや排尿障害などの原因になるもので、重いものでは歩行障害等を引き起こすこともあります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

人体再重要な脳から、最小の骨、人体の中心である腰部にある神経の束と、人間の非常に大事な部分や印象的なものに馬の名が冠されていることは馬好きとして誇らしく、嬉しい気分になりますね。

身近なものどころか自分の体の中にも馬がいることを意識ながら、これからも生活を送っていきましょう!

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