読めない珍馬名

馬の写真 競馬

競走馬の中には変わった馬名を持つ馬も多数存在します。

有名な馬では「オレハマッテルゼ」などがGⅠを勝利した経験があるなど、珍名でも大きな活躍をした馬がいます。

今回はそんな珍名馬の中でも、著名な活躍をしていて且つ、初見では読めない馬名の馬を紹介します。

スウヰイスー

読むだけであれば、古いカタカナ使いなどが理解できていれば「すうぃいすー」と読むことは出来ますが、全く意味の分からない馬名。

実は元々馬主は「スウィートスー」という馬名にしたかったようですが、馬名登録を調教師に電話で頼んだ際に馬名を聞き間違えてしまい、「スウヰイスー」として登録されてしまったのです。

馬名は思ったものになりませんでしたが、スウヰイスーは桜花賞、優駿牝馬に勝利し牝馬二冠を達成、さらに菊花賞でも二着に入る大活躍をして、安田記念(当時は安田賞)を二連覇するなど偉大な記録を残しています。

その活躍から、有名な馬でもあるので、どこかでこの馬名を聞いたことのある競馬ファンは多いのではないでしょうか。

Pot oooooooo

何か入力ミスでもしたのかと思うような馬名ですが、決して入力ミスではなく、「Pot oooooooo」が正式名称です。

この不思議な馬名には面白いエピソードがあります。

とある厩務員がある日とても美味しいものを口にしたのだが、その食べ物の名前を知らなかったので、なんという食べ物なのかを聞いたところ、「Potatos」(じゃがいも)と言われた。

厩務員はその名前を書きとろうとしたが、「Pot」の後に続く綴りが分からなかったので、聞いた音に対応させて無理やり「Pot oooooooo(eight o’s)」ポット エイト オー ズ、早口で読むことによりポテイトーズとなるスペルで綴った。

その厩務員のメモを見て、馬主が

これは面白い!これを馬名にしよう!

と、思ったようで、それをそのまま馬名として使用することとなった。

ポテイトーズは優秀な産駒を残し、現代でも血統書内でこの名を見ることが出来る。

「Pot oooooooo」または略されて「Pot 8o’s」と表記されていることから、血統好きの人はどこかでこの名を見たことがあるかもしれない。

American Pharoar

2015年にアメリカで3冠を達成した名馬

アメリカンファラオという名前で有名であるが、ちょっと待ってほしい。

よーく馬名のスペルを見てみると、、、

American Pharoar

ファラオの正しいスペルは「Pharaor」であるため、実はアメリカンファラオとは読めないのである。

アメリカンファラオは馬名登録の際に、電子機器による入力を間違えて登録されてしまったのである。
つまり、ただの人的ミスである。

そんな馬が、アメリカ競馬で37年ぶりに三冠を達成するのだから面白い。


いかがでしたでしょうか。

世界中には他にも珍名馬が本当にたくさんいますので、ぜひどんな珍名馬がいるのか調べてみてください。

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